京都 金閣寺付近
金閣寺から仁和寺にかけて延びる、
約2.5kmの道が、きぬかけの路と呼ばれています。
衣笠山のふもとに沿って、
ゆるやかなカーブを描き、
爽やかな木立や竹林が続きます。
その昔、 仁和寺を創建した宇多天皇が、
夏に雪見がしたいと、衣笠山に白い絹をかけたことが、
名の由来だそうです!
夏に雪が見たい
という、わがままもさすがですが、
絹をかぶせて機転を利かせた、昔の人の頭の良さと、
趣には、本当に頭が下がります
また、きぬかけの路は、
案外、車通りの多い道なので、
絹のかかった情景を思い描きながらの、
京都 観光は、くれぐれも気をつけてくださいね
【アクセス】
京都 市バスM1、12、59、101、102、
204、205系統いずれかに乗車し、
バス停、金閣寺道からすぐ。
京都 市バス専用一日乗車券カードが使えます。
室町幕府第3代将軍の、足利義満公の別荘を、
没後禅刹に改めたのが始まり。
金閣は昭和30年の再建で、
2層と3層に金箔を貼ったきらびやかな姿に、
日本人だけでなく、海外からの京都観光客に、
声がでないほどの衝撃を与え続けています
金閣の前には、鏡湖池を中心とした、
池泉回遊式庭園が広がり、
大小の島々と名石を配して、極楽浄土を表現しており、
ついつい、金閣の派手さに目を取られがちであるけれども、
京都観光の際には、
室町時代を代表するといわれる名園を、
ぜひ、楽しんでいただきたいです。
ちなみに、1994年に古都京都の文化財として、
世界遺産に登録されています。
【アクセス】
京都 市バス12、59、101、102、
204、205、M1系統いずれかに乗車し、
バス停、金閣寺道から、徒歩5分。
京都 市バス専用一日乗車券カードが使えます。